戸建住宅からマンションまで、外壁塗装・屋根塗装・防水工事にまつわる様々な疑問や不安を解消し、”納得”と”安心”を得て頂けることを大切にしています。専門業者としての経験と知識を元に、ご期待に応えます。【主な業務エリア】広島県の西部全域: 広島市(全区)、安芸郡、廿日市市、呉市、東広島市他
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こちらでは一般的な外壁塗装の作業工程について紹介いたします。
全体の工事の流れをお感じになって頂ければと思います。
足場仮設は、外壁塗装工事における作業性と安全性に考慮をしてしっかりと組み上げます。
*作業性:作業性と品質は密接に関連します。
*安全性:作業員の安全はもちろん、近隣への安全衛生にとっても重要です。
当社では基本的に、作業床のあるピケ足場以上の仮設を使用します。
主に近隣への配慮から、足場の周りに足場用養生メッシュシートを張ります。
作業内容によっては二重張りなどの対策も致します。
ネットは、住む方のことを考慮して、あまり室内が暗くならない様なメッシュシートを選びます。黒のメッシュは、意外ですが、室内から外が良く見えます。
また、近隣の車両等につきましては、必要に応じて車両用養生カバーシートを掛けるなどの対策も行います。
足場用養生メッシュシート
車両用養生カバーシート
外壁等に付着したコケ・藻・カビなどで汚染された表層面を、高圧の洗浄機を使って洗い流します。この時に、塗膜劣化をした部分なども一緒に除去し洗い流します。
箇所の状況により、50~150㎏/ までの水圧を使い分けます。
しかし、屋根部につきましては、スパイラルノズルを使用し、更に高圧でしっかりと洗浄します。
洗浄中
高圧洗浄機
表層に塗装面(塗膜)の下地は、「躯体(くたい)」と言い、建物の本体部分です。
その下地=躯体の傷んだ部分を直すのが、下地補修です。
建物にはそれぞれ、下地の種類や構造があり、劣化の症状やその度合いがあります。
<下地の主な種類・構造>
*モルタル、*窯業サイディング、*ALC・PCパネル、*RC(鉄筋コンクリート)
<劣化の主な症状・度合>
*クラック(ひび割れ)、*浮き、欠損、爆裂、*ジョイントや目地シーリングの劣化、など
それぞれに適した補修方法を選択します。
外壁や屋根に限らず、付帯部分の木部や鉄部なども対象に、塗装前の最終調整となる行程です。
<下地調整の内容>
*既存の塗膜で脆弱部となっている箇所のケレン(除去作業)
*不要な突起物や付帯物の撤去
*下地バターンの調整・・・補修跡のパターン調整
*その他、塗装仕上げの品質や意匠性を阻害する要因への処置
サッシや窓などの建物に付帯する設備を、塗料が付かないようにビニールで覆うことを養生作業と言います。
植栽やカーポート・門扉、玄関ポーチやアプローチ等の床面もビニール養生を致します。
*床面の養生ビニールは、ノンスリップ加工されたものを使用します。
*玄関ドアなどは、開け閉め可能な養生方法をします。
*ガス・室外機などの養生は、小まめに連絡をしながらの養生の着脱をします。
雨樋の養生作業の様子
植栽・アプローチ床等の養生
シーリングやゴム部分には、必要に応じて、ブリード汚染を抑制する為のプライマーを塗ります。
<ブリードと汚染のミニ解説>
シーリング(コーキング)やゴム製品の中には、柔らかくするための可塑剤が入っています。しかし、その上に直接塗装すると、その可逆剤が上塗面に染み出て汚してしまうことがあります。 それをブリード現象と言います。
ブリードを起こした面は、僅かですが粘着性を持ち、その部分だけ汚染物が付着しやすくなます。そうすると、次第にその部分が黒ずんで見え、美観を損なうことになります。
下塗り
下地処理後の躯体に最初に施される作業で、躯体との接着効果および塗装面を整えるための非常に重要な工程です。
中塗り
下塗と上塗の中間に塗り付ける層のことで、凹凸を均して平滑な下地を作ることや仕上げ材料の効果を高めるための補強を目的とする工程です。
上塗り
中塗りと同じものを規定内の希釈率で塗り、仕上げとして塗りムラや厚みをつけ耐久性を確保しつつ美観を高める最終的な工程です。