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④塗料と塗装工事のあり方

④ 塗料と塗装工事のあり方

こちらでは「塗装工事」について、4章で書かせていただきます。

「施工技能」が重要な理由や、高級塗料を選択することの注意点などをご理解いただければ幸いです。

「塗料」は「塗装」技能を伴って製品となる

「塗料」は、半製品をと言われます。

それは、

「塗料」は、「塗る」技能 によってのみ、「塗膜」という製品にすることで、その本来の価値ある製品となることが出来る

という意味です。「塗料」だけ存在しても、なんの価値も無いからです。

 

「塗る」技能 を駆使して、「塗料」を「塗膜」に代えることで、初めて価値を生みます。そして、建物に塗装する作業全般を、「塗装工事」 と言います。

「塗料」を、「塗装」という施工技術により、「塗膜」を形成すると言います。

お客様にとって価値のある製品とすることが「塗装工事」の目的という訳です。

 

 製造メーカーの使命

:性能の良い、施工しやすい、塗料を製造すること。

 塗装施工会社の使命:熟練した技能で、塗料を塗膜製品に仕上げること。

施工会社の「技能工」は、その技能の習得努力を怠らず、誠実に施工を行うという大切な使命を持っています。

どんな高価な塗料も施工力が伴ってこそ価値がある

少し難しい言い回しの説明をしましたが、要するに、「塗料」には、「塗装」の技能が不可欠ということです。

もう一つ言い方を変えますと、

どんな高価な「塗料」を選んでも、それに見合うだけの高い施工技術が伴わなければ、本来の性能を発揮できない

と言うことです。

「塗料」の選択において、耐候年数や、価格グレードだけを見て判断することは、とてもリスキーな選択ともいえます。

高級塗料であっても適当に塗装してしまうと、本来の性能は発揮出来ないことになります。むしろ、通常の塗料を仕様書通りに正当に塗装する方が、持ちの良い「塗装塗膜」を形成ことが出来ます。

「塗料」の宣伝文句や価格だけに注力することは避けるべきだと思います。

例えば、「光触媒塗料」などは、いかに均等で塗り漏れがない様にするかがとても重要です。光触媒は透明な塗料で、塗装過程で、どこまで仕上げたか分からなくなることもあります。また、多く塗布したり少なく塗布したり、塗料が垂れたりなどのことが起きない様にするには熟練が必要となります。

施工技術や、技能工本人の丁寧さの意識がどこまで発揮されるかがいかに大切かご理解いただけることと思います。

「塗装」にはお化粧と同じく作業工程がある

「塗装工事」は、

異なる役割を持った「塗料」を組み合わせて「塗料の膜」を作る作業です。

 

塗装は、お化粧と同じく、仕上げまでにはいくつかの工程があります。役割を持ったそれぞれの材料を塗り重ねることで「塗膜」を形成します

 

その基本形は、下記の3⃣工程になります。

塗装の基本工程

1.下塗り工程:下地との接着効果を高める効果と、吸い込みを防止する役割
2.中塗り工程:下地を滑らかにするなど、上塗りの仕上り効果を高める役割
3.上塗り工程:最終仕上げ材で、美観性と耐候性を発揮する役割

 

しかし、最近では、下塗りと中塗りの役割を兼用した塗料を使用することで、2⃣工程の場合が多くなっております。

その場合は、下記の2⃣工程になります。

1.下塗り工程

:下地との接着効果を高める効果と、吸い込みを防止する役割

:下地を滑らかにするなど、上塗りの仕上り効果を高める役割

2.上塗り工程

:最終仕上げ材で、美観性と耐候性を発揮する役割

そして、それぞれの工程で重要なことは、

各層がそれぞれ決められた膜厚を満たす塗装をすることで期待した性能が発揮されるように設計されている。

と言うことです。

例えば、下塗りは、通常「シーラー」と呼ばれる塗料が使用されます。この塗料の目的は、上の表に書いた通り、密着性と、主に「吸い込み防止」にあります。

塗料は、「顔料」と「樹脂」でできて、膜の形成と耐候性をつかさどるのが「樹脂」です。しかし、「顔料」よりも流動性があるために、下地に吸い込まれ易い特性があります。そうすると、「樹脂」成分の少ない塗膜が下塗の上に形成されることになります。「樹脂比率が低い塗膜を形成すると、充分な性能が発揮されないことになります。

下塗シーラーの目的は、上塗りの「樹脂」を吸い込ませないために塗装されるものです。

この様な原理を理解して頂けると、塗装工程の意味合いがよりご理解いただき易いと思います。

 良質な施工に必要な3つの条件

最良な施工には、3つの条件があります

 

作業をする職人の技術力が高くても、メーカーが指定する塗装仕様を厳守し、正しいプロセスで施工しなければ、塗料本来の性能は発揮できません。

また、その為には、下地判断の知識や、現場での様々な判断力がなければ、正しいプロセスの塗装を行うことが出来ません。

 

最良の施工をする為のポイント3点をまとめてみました。

 

 メーカーが示す「標準施工要領書」の基本を守る

仕上げ塗料には、それぞれ「標準施工要領書」と呼ばれるものがあります。

それには、塗装工程順に使用する塗料の種類、塗り回数、使用量、塗り重ね時間、希釈剤、希釈量、塗装器材などが書かれています。

これらは、基準となる施工手順として、塗料メーカーの責任で必ず添付されているものです。製品の開発段階からテスト施工される中でまとめられている施工標準として参考にし、確認をすることが必要です。

例えば、塗料によっては粘度の調整をする希釈液(薄め液)を使用してはいけないものもあります。その場合は、「無希釈」と書いてあります。その希釈が不適当であると、必要な塗膜厚が形成できない場合もあります。 

その他、塗装工程毎にも必要な間隔時間が指定されています。二液硬化型の材料では完全硬化までに16時間程度など、少し長めの時間指定が表記されてい場合があります。二液硬化型の塗料の場合は、硬化剤の化学反応が完了するのに少し時間がかかります。指触では表面的に乾燥していても、中まで硬化が完了していない訳です。

この様に、それぞれのメーカーの示す「標準施工要領書」に準じて施工することを基本に据える必要があります。

 

 

 下地材質と塗料の適合性を正しく判断する

外壁や屋根の素材には、それぞれの建物により異なります。屋根であれば、セメント系素材だったり、樹脂系素材だったりとか、基本素材の判断が付くかどうかは重要なことです。

塗料は、その下地の基本素材との適応性を考慮して選定することが必要です。その選定を誤ると、後々はく離(ハガレ)などの不具合をおこすことにつながる危険があります。下地素材に合せて、適合する塗料と下地処理剤等の選択が需要となってまいります。

また、危険性を予知して、分かりづらい場合は、メーカー技術に問い合わせるなどの柔軟な対応性が必要です。

 

 

 現場環境に応じて塗装方法を選択する

先述の「標準施工要領書」は塗装そのものの基準が示されていますが、現実の現場の環境下でどう判断するかについてまで細かく明記されている訳ではありません。

現実の現場では、その地域の気候、その日の天候、建物の下地状態、足場の状態、近隣環境などに合せて、現場での柔軟な判断力が必要となります。

例えば、メタル系の塗料の場合は吹付工法を選択しなければなりません。その場合、塗料の飛散の問題が生じない様な対策が必要となります。養生の仕方、その日の風の状態などに注意しながら進める注意力が必要です。

また、敷地の問題から作業性の悪い足場しか組めなかった場合、塗料の持ち運びなどの工夫が要る、また、人員配置の工夫も要るかも知れません。

そのような細かな工夫があることで、はじめて「標準施工要領書」の基本を守ることが出来きるということになります。

本来の塗料の性能を発揮させる為には、現場での塗装技能や知識・経験が重要となります。現場環境に応じて塗装方法が選択できることが、「熟練技能」と言えます。

この3つが、最良な施工の必要条件と考えています。

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